9月 月初のご挨拶 ~50 代半ばを迎えて~

皆さん ご安全に。
先日、自宅近くを歩いているとき少し涼しい秋の風が吹きました。もうすぐ夏も終わる…。


この夏、豪雨による土石流や河川氾濫などの自然災害が全国各地で起こりました。忘れては
ならない出来事です。また、コロナ感染も終息が見えないまま、新規感染者数が1日に2万
人を超えるようになりました。豪雨災害とコロナ感染のニュースが本当に多い夏となってし
まいました。気の毒でなりません。


私事ですが、早いもので9月に54才を迎えます。お陰様で⾧い間勤めてこられました。先
輩方がおられる中で恐縮ですが、⾧い会社員人生は 『毎朝起きて、さあ今日も仕事頑張る
ぞ~』 そう思える時期と思えない時期の繰り返しだと思っています。


体力面よりも、仕事のプレッシャーや、対人関係などのストレスにより、しんどくなること
が圧倒的に多いように思います。よく言われる前向きに考えるなんてできないことが多い。
そんな時、私は人と話すことで少しずつそれらが薄らいだ。人に話すこと、うなずいてもら
うこと、ふさぎ込まないこと。そうして続けてこられたように思います。
率直に私はこのSOEが好きです。
たわいもない話ができるか、相談できるか、笑いあえる同世代がいるか これらが大切であ
ったと思います。困ったときは自分から求めることも大事だと思います。(皆忙しい。でも
自分が困っていると伝えれば、手を差し伸べてくれる人はいる会社に思うから…)


NHKの『72時間』という番組が好きで観ています。72時間同じ場所で撮影し、そこに
集まる人々の話を聞く番組です。皆さんの中でも好きな人はたくさんいると思います。その
番組の街頭インタビューで、一人の年配サラリーマンの言葉が印象に残っています。『会社
に勤めることは本当は素晴らしいことなんですね。給与は決して苦悩の対価ではない。この
年になって思います。』え~、すごいこと言うなあ。その言葉に未来を感じる今日この頃。
メンテ、パソコン、メールに設計と、一人追われる仕事も多いですが、人と話すことも多い
ほうがいい。やっぱり笑う回数も増えるから。笑う回数が多ければ活気が出る。怒ることも
ある。くっそ~と思いながら頑張る、それも活気。


蝉の声も静まり入道雲もあとわずか。仕事を頑張る、趣味を続ける、新しいことを始めるな
ど、体調に気を付けて、良い秋をお過ごしください。

藤原直哉

新技術開発室長

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エスオーエンジニアリングの総合エンジニアリングを支える社員。

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